はじめに
確かに、生きてたらものをこぼしますよね。
日常的なやらかしの中でも、かなりショックの大きい部類に入ります。
例えば飲み物をこぼした場合、その飲み物がなくなるうえに、掃除のタスクまで増えるという地獄です。
飲み物の成分やこぼし先によっては、追加でものを失う二次災害の恐れもあります。
オブラートに包んで言うと、史上最悪の著しい損失であります。
「これから飲むぞ」というワクワク感と、突如降りかかる絶望の高低差で、大の大人がフリーズしてしまうほどの衝撃があります。
こぼしてしまうたび、油断した己の愚かさに涙を流したはずなのに、気が付けばまたやってしまう。
困ったものです。
【問題】
ものをよくこぼしてしまうのを辞めたい。どうにかならんのか?

本記事を読み、こぼしてしまう原因と、こぼさない生き方を身に着ければ何の問題もありません。
あなたは何も失わなくてすみます。
いきます。
【理由1】こぼしてしまう原因を知れば問題ない
まずは無様にこぼしてしまう原因をみていきます。
では、どうぞ。
こぼす 原因 一覧
・置き場所が悪い
配置が汚い。
テーブルの端や手元に置くのは、スリルを楽しんでいるとしか思えない。
・イキって流れで動く
謎にこなれた動きをしようとして、あえなくミスる。
一つ一つの動作を丁寧にやりなさい。
・散らかっている
置き場所が既に散らかっている。
当然、ハズレのエリアしか残っていない。
・ノールック
自身の空間把握能力の過大評価。
「ながら動作」できるほど、あなたの感覚は優れていない。
・道具選びのミス
転がりやすかったり、滑りやすい食器を買ってしまう。
なぜ?
・容器に合った適量を守らない
満杯まで入れるのはご法度。
洗い物を増やしたくないのか知らんが、欲張ってはいかん。
・急いでいる
スピードを上げるほど、コントロールの難易度も上がる。
一番こぼしたくないときに限って、やらかしてしまう悪循環。
ご覧の通り。
ものをこぼしてしまうのは、こぼしやすい環境を自分で作っているためです。
日常的な動作は試行回数が多いので、わずかな油断でもそのうち必ずエラーが起きます。
【理由2】こぼしにくい生き方を身に着ければ問題ない
続いて、こぼしにくい生き方の伝授です。
どうぞ。
NOこぼしライフ 方法 例
・適切なポジショニング
利き手の逆側、それもできれば自分の腕の当たり判定外にモノを置く。
とにかく端っこは避け、できるだけ真ん中付近に設置でよい。
・容器の7分目までしか入れない
7分目以上は欲張りすぎ。
急な揺れに備え、遊びの部分を残しておくことで対処可能。
・床の掃除
床が散らかっているせいで、動線がアスレチック化してはいないか。
障害物を排除しておけば、不要なつまずきや無理な体制での移動がなくなる。
・食器のチョイス
丸くて転がりやすいものや、滑りやすいもの、接地面が小さいものは避ける。
どっしりと、地に足のついた食器を購入。
・急がない
人生はタイムアタックではない。
どうせ急いだところで、雑なミスで時間を消費するハメになる。
・分割して運ぶ
往復をめんどくさがって、一気にいくのは悪手。
コントロールできる量を数回に分けて運搬せよ。
ご覧の通り。
いつもの動作にほんの少し意識を通わせれば、こぼしの確率は劇的に低下します。
まとめ
ものをこぼすのは「偶発的な事故」でなく、普段の動作のクセが原因であります。
ナメた置き場所、欲張った運び方、焦り気味のメンタル――これらの不備が引き起こす当然の帰結です。
日常的な動作はつい思考停止で行ってしまいますが、いつもやることこそ丁寧に仕上げるのが吉です。
ほんの少しの意識で、グンと日常のクオリティをUPさせることができます。
目指すは、「今年一回もこぼさなかったわぁ」という、優雅なNOこぼしイヤーの達成。
幸あれ。
師匠曰く――
「布団の上で食ってるけど、こぼしたことないわ」
確かに、絶対にこぼしたくない場所で食べることにより、無意識の境地で動きを最適化する奥の手もあります。
おすすめはしませんが、ぜひやってみてください。
【結論】
なるほど。大丈夫です。