【問題】雷が怖い! どうにか克服できないのか? 【結論】大丈夫

苦手克服

はじめに

確かに、雷は怖いですよね。

穏やかに過ごしていたら、急に電気が落ちてくるイカれたイベントです。


あの腹の奥まで響くような独特のサウンドは、目を見張るものがあります。

さらに、光と音の速さの違いによるタイムラグを利用して、フェイントをかけてくる小賢しさがあります。


昔の人々が、うっかり「神の怒り」と早とちりする気持ちも分かります。

都会にいると忘れがちですが、我々が大自然の中で暮らしていることを痛感させられます。


生きている限り雷には遭遇するので、どうにかして恐怖を克服したいものですが……

困ったものです。


【問題】
雷が怖すぎる! どうにか恐怖を克服できないのか?

【結論】
なるほど。大丈夫です。




本記事を読み、雷を正しく理解し、認識を改めれば問題ありません。

むしろ、雷エンジョイ勢になれます。


では、いきます。



【理由1】雷が怖い理由を知れば問題ない

まず、なぜ雷を怖く感じるのかを知れば問題ありません。

告げます。


雷 恐怖理由 例

爆音

落雷により、低周波の振動を含む爆音が発生。

耳だけでなく身体で感じる音で、腹の奥が揺れるような不思議な感覚を伴う。


前触れなく急にビカっと光る不気味さ。

しかも、その後爆音が轟くことが確定しているため、不安を煽る。


ランダム性

いつくるか読めないノーモーション攻撃。

さらに光った後、焦らすように遅れてくる雷鳴の不規則性がタチ悪い。


直撃の恐怖

屋外で雷に出くわした場合、最悪自分に落ちてくるアンラッキーも。

漫画みたいに、ちょっと焦げて煙を吐くだけではすまない。



ご覧の通り。


予測不可能な突如感、暗い空を引き裂くような不気味な光り方、この世の終わりっぽいダイナミックな爆音――

このように、視覚と聴覚に直接訴えかけて本能的な恐怖を突いてくるのです。



【理由2】雷の恐怖を和らげる方法を知れば問題ない

それでは、雷の恐怖を和らげる方法の伝授です。

いきます。


VS雷 攻略法

窓を閉める

自室と外を完全に隔離することで、心理的な安全を確保。


カーテンを閉める

雷の光を遮ることで、臨場感を消してやる。

しかし、爆音に対する心の準備ができなくなるリスクはある。

予備動作を確認できた方が安心な人は、開けておくのも悪くない。


大自然のショーとして鑑賞する

雷をエンタメとして捉え、優雅に鑑賞する。

大自然が生み出す天然の演出なので、臨場感は抜群。


大魔王になりきる

己が雷を落とし、世界を恐怖に陥れている設定で楽しむ。

外を眺めながら両手を上げ、高笑いしてれば気は紛れる。


音のタイミング当てゲームで遊ぶ

雷が光ったら、各々「鳴る!」と思ったタイミングで「ドーン!」と言う。

一番近かったやつが雷マスター。


雷が鳴ったらお菓子を一口食べる

雷鳴を祝砲に変換する裏技。

1発鳴れば、ご褒美に一口お菓子を食えることにしてやる。


無視する

ガン無視することで、雷に精神的ダメージを与える。

さすがに無反応を決め込まれると、彼らも元気がなくなる。




ご覧の通り。


雷の光や音は完全に防ぐのは難しいです。

基本的には、雷を見ないように(聞こえないように)するより、「怖いもの」という認識を変えるのがおすすめとなります。


音のズレを利用してゲームにしたり、臨場感を利用して魔王になりきったり、お菓子を食う口実にしたりすれば問題ありません。



まとめ

古来より、人類は雷を「神がヒスっている」と勘違いするほどビビリ倒してきました。

雷への恐怖は、予測不可能な爆音と光によって生み出される自然な反応であり、恥じることはありません。

完全に恐怖をなくすのは難しいですが、その正体を理解し、発想を転換することで十分に和らげることができます。

大事なのは、「怖いもの」という認識から、「遊び道具」「ド迫力のエンタメ」へと認識を変えることです。


幸い、雷が原因で死ぬ人間は、国内で年間20人程度です。

現代では、天気予報の精度や避雷施設も充実しており、「地震・雷・火事・親父」の四天王の中じゃ雷はぶっちぎりのザコです。


師匠曰く――

「一見ハデなだけで、カス」


確かに、エフェクトは派手ですが、実際の脅威度は大したことありません。

ぱっと見のインパクトに惑わされず、クールに本質を見極めたいものです。

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