【問題】急な隙間時間に困る。いい暇つぶしは?【結論】生活圏マップ作り

ライフハック

はじめに

暇な時間とは、いつも不意にやってくるものです。

前もって暇だと分かっていたり、意図的に空けた時間には予定を立てるので、実質暇でなくなるからです。

暇 現れ方 例

・用事が早く終わった

・予定がキャンセルになった

・なんかやたら早く起きた

・学校や会社をさぼった


なので、いつも「暇が欲しい」と思っているわりには、急に来られたら困ることになります。

サプライズで推しが来たら、微妙な反応をする子供と同じです。


せっかく暇ができたのに、結局なにをするでもなくスマホを見たりゴロゴロするだけ。

有意義に使えないストレスで、何なら「早くこの時間終わってくれ」とすら感じる始末。


困ったものです。


【問題】
急に暇になっても意外と困る。なにかいい暇つぶしはないものか?

【結論】
はい、あります。「生活圏マップ作り」です。



本記事を読み、「生活圏の情報を充実させるための散策」を会得すれば問題ありません。

その驚くべき効果を発表していきます。


ちなみに、ここでいう「生活圏」の定義は、下です。

・生活圏=交通費のかからない(徒歩や自転車で行ける)範囲


では、参ります。


【理由1】金銭的コストが抑えられる

ひとつめのメリットは、交通費をかけずに行ける場所(選択肢)が増えることです。

生活圏とは、「その場所に住む者の特権として、移動コスト無料で使えるボーナスゾーン」とも言えるでしょう。


多くの人が、この恩恵をシカトしています。


ボーナスゾーン シカト行動 例

・近所の道は、通勤・通学で使うだけ

・おでかけ=遠方の大型施設のことばかり考える

・同じ場所に何年も住んでいながら、決まった場所しか行かない


ご覧の通り。


家賃や住宅ローンの支払いについてくる「特典」を使わないようなものです。

せっかくなので、利用しない手はありません。


暇なときは、散歩やサイクリングがてらに、普段使わない道を選んで脳内マップを広げるのがおすすめとなります。

一手で「健康」「気分転換」「有益な情報収集」をクリアできる、イカした暇つぶしであります。


次に、見つかる可能性のある穴場の例を言います。


近所 穴場 例

・クソ安い八百屋

ベジタブルガチ勢が繰り広げる、質と安さを兼ね備えた隠れマーケット。

・図書館

どデカい本棚に無料でアクセスできる、神サブスク。

・公共施設の無料wi-fi

野外でも電波の波にタダ乗りできる、ネットサーフ・ポイント。

・安くて美味い飲食店

自炊がかったるい日に、料理をスキップできる切り札。

・中古ゲーム屋

掘り出し物ガチャに成功すれば、安いゲームで数百時間遊べてしまう。


ご覧の通り。

近所に眠るお宝を探せば問題ありません。


【理由2】心理的コストが抑えられる

ふたつめのメリットは、外出の心理的ハードルが下がることです。

遠出はシンプルに面倒です。


遠出 面倒 プロセス

・どこに行くか決める

・交通経路を調べる

・到着時間を計算する

・混雑状況を調べる

・1日の予定を立てる

・持ち物の準備をする

・生活リズムを整えておく


ご覧の通り。

クエストが多すぎます。


こんなものを、日常のノリで行うのは不可能です。

だるいので、結局「ステイホーム安定」という結論になります。


「外出=遠くへお出かけ」というイメージのままだと、必要なエネルギーが多すぎます。

やたらご機嫌な日でないと家を出る気になれません。


しかし、外出とは本来、気分を上げるためにすることです。

「気分転換に外出するために、エネルギーが必要」では、順番が逆です。


生活圏内なら、思い立った時にはずみで外に繰り出すことが可能です。

気分が変われば家にすぐ戻れますし、準備や計画もいりません。


近場に気分転換できるオキニの場所を持っておくと、日常の質が異常に高まります。


気分転換 場所 例

・静かな公園

時間帯によっては貸し切りすら可能なVIPスペース。

・緑の多い遊歩道

歩くだけでメンタルが回復するニヒニヒロード。

・河川敷

川沿いリバーサイド。

・砂浜、海沿いの道

視界良好、人生順調。天然モノの風にびゅんびゅん吹かれなさい。

・古い神社

マイナスイオンが霧ヶ峰レベル。


ご覧の通り。


心の避難所マップを充実させれば問題ありません。

大事なのは、頑張らなくてもふらっといける場所にあることです。


【理由3】時間的コストが抑えられる

みっつめのメリットは、移動時間を短くできることです。

モンハンのプレイ時間に「マップを走ってる時間」が多く含まれるように、人生も少なくない時間を移動に費やしています。


道中も楽しみの一つならいいですが、到着が目的の移動ならできるだけ削りたいものです。

生活圏内の楽しめる場所を把握していれば、移動時間だけでなく、「どこに行くか?」と迷う時間や、計画にかかる時間を大幅にカットできます。


時間を取られないアクティビティは、使い勝手のいい小さめのパーツとして日常に組み込めます。

日常のランダムな隙間を、テトリスのように埋めることができます。


たまげたものです。


まとめ

暇の本質とは、「時間が空くこと」ではなく、「空いた時間の埋め方が決まってないこと」です。


生活圏の散策は、その行動自体が暇つぶしになるだけでなく、「暇を埋めるパーツ」を集めることにもつながります。

日常の質を上げ、コスト削減にも貢献します。


師匠曰く――

「幸せを探すなら、まず近くから」


家の近くの行ったことのない店、通ったことのない道――

小さな冒険は、すぐそばにいくらでもあります。


RPGのように、まずは自分の街の宝箱をくまなく開けるのがおすすめとなります。

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